■東京大学、共通テストでの足切りが厳しくなる


東京大は7月12日、2025年度入学者の一般選抜について、大学入学共通テス
トの成績を用いた第1段階選抜の水準を引き上げると発表した。2 次試験に進む
受験生の数を絞り込んで、より丁寧に採点できるようにし、基礎学力や応用力を
厳格に見極める体制を整える。
文科1~3類はこれまで倍率が約3.0倍に達した場合に第1 段階選抜を行って
いたが、約2.5倍で実施する。理科1 類は約2.5倍から約2.3倍に、理科2 類は約
3.5倍から約3.0倍にそれぞれ変更する。理科3 類は約3.0倍を維持する。
24年度入学者の一般選抜では、文科1 類と同2 類で倍率が約3.0倍に届かず、
第1段階選抜は実施されなかった。
障害があるなど配慮を必要とする受験生への対応もより柔軟に行う。
共通テストの成績をもとにした第1 段階選抜は、採点の負担軽減などを理由
に、国公立大の一部で行われている。

⇒東大を目指す生徒は、より高得点の戦いになっていきそうです。そもそも足切りにかかってしまう実力で二次試験に臨んでも合格はもともとかなり厳しいですが、高1・2時から確かな基礎力をつけていないと、ますます東大の入試は厳しい時代に入りそうです。

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