【重要】金沢大学 募集要項の変更項目

先日、津山先生より各大学の募集要項を見た方がよいというおすすめのブログを発信しましたが、金沢大学の募集要項も発表になったので、新たな、大きな変更点を紹介したします。

①推薦入試:防災・復興人材選抜 
観光デザイン2・学校教育3・地域創造4・地球社会基盤10名
*復興に関わる分野の学類のみ追加で設定されています。
観光:12月プレゼンテーション+共通テスト 他 12月面接+共通テスト

これが大きな目玉でしょう。昨年度同様、おそらく秋に説明会が開催されると思われます。
立ち上げた以上、出願者を合格させようとする大学の意向は強いと思われます。
面接では、自分の復興への思い(知人や自分自身の被災の経験など)と、何の分野に将来貢献したいかを語る練習ができれば、合格に有利と思われます。KUGS課題合格者も、課題を出していない人も受験可能の模様です。

②医学類 高大接続入試2名 (KUGS合格不要)
*医学類6年修了後に研究医として医学類に携わることを確約できる者
(薬学類の高大接続と同様大学院への進学が必須と思われます)
⇒KUGSの課題を合格しておらず、研究医を目指したい生徒には医学類合格の枠が2名広がった形になります

③英語総合選抜(KUGS合格必須)
先導・観光・スマート 各若干名
12月の面接(英語で質問・回答)・総合問題(英語)と共通テストで選抜
⇒英語での面接練習ができる環境の場合や、英語で小論文を書く自信がある生徒の場合は、1つの手段かと思います。東進松任では英語での面接、小論文対策は実施可能です。

④女子枠特別入試
今年もKUGSの課題を課さない模様なので、KUGSなしで推薦に出願したい女子には今年も有利でしょう。理系の女子人材としてどう活躍したいかを語る練習を積めば、合格に有利です。

⑤デジタル人材選抜
KUGS課題合格者も、課題を出していない人も受験可能の模様です。
電子情報通信の募集定員が40名とものすごく多いので、同学類志望者に大きなチャンスです。面接では、どのようにデジタル人材として将来石川県に貢献したいか、自分の高校時代の情報・AIへの携わった経験を問われます。練習すれば問題ありません。

その他変更情報として、以下の大きな変更があります。

①3学類一括ではなく3学類を第1~3志望まで選び
成績順に学類ごとに合格発表(大学入ってから2年時学類決定はなくなった)
②作業・理学療法は併願受験で第1・2志望を選び成績順に学類ごとに発表
(つまり理学療法を志望していたのに作業で合格ということも起きるようになります)
③医学類 学校推薦型 特別枠14名(石川県12・富山2)来年から8名になる予定と報道されていますがことしはまだ申請中という文言が募集要項にはありますが、定員が今年のみ2名増の可能性があります)
④理系一括から進学できる学類が医薬科学2名から薬学類2名になっており、6年制に進める枠ができた

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