KUGS課題の合格の秘訣
金沢大学のKUGS特別入試に対する市場の認知度は年々上がっているものの、なかなか倍率上がってこない原因が、高3の月までに提出し合格しなければならない、2つの課題(高校での学び・大学での学び)にあります。金沢大学のKUGSホームページに課題の書き方と評価基準が詳しく載せられていますが、なかなかその体裁通りに書き切るのが難しく、一般の高校生には大学側の評価が厳しいので大学に提出後約1か月後に返却される大学側の評価がなかなか厳しい場合が多いです。その評価通りに2週間以内に再提出可能で、評価をした担当の先生にも2回まで質問できますが、それでも合格できない場合、高校の学びはあと1回(再提出含めあと2回)、大学の学びは別の課題動画を選ぶことによって再提出可能になります。
東進松任では、このKUGS課題に対する添削指導を何回も行ってOKを出してから、生徒より大学に提出してもらっているため、今年も今のところ順調に課題は合格しております。そこで、KUGS課題の合格の秘訣を少しだけご紹介します。
①自分の主観で書かない。あくまで大学より要求されている形式(段落の順番も含め)通りに書く(①大学での学び 1段落目 講義動画の要約 2段落目 解決すべき課題とその理由 3段落目 解決策2つと、解決したことに拠って改善する展望 4段落目 課題の解決に向けて高校時から大学時に身につけたい知識やスキル 及び 社会人になって具体的に社会に貢献したいこと ②高校での学び 1段落目 高校で集団で取り組んだことと、うまくいかなかった出来事、自己分析して自分が原因で改善すべきこと 2段落目 その改善に向けて自分が主体となって改善を図ったこと2つと、改善後の好結果 3段落目 その経験から自分が学んだこと 4段落目 学んだことを活かして高校時から大学時に身につけたい知識やスキル 及び 社会人になって具体的に社会に貢献したいこと)
*この4段落構成にせず、それぞれの段落に要求される内容でないと、どんなに良い課題内容でも要求された条件に満たしていないため、合格にはなりません。
②解決すべきか課題を明確にする(①大学での学び:受講した講義の内容に対し、起きている問題、不足していること、改善すべきこと ②高校での学び:あくまで自分が原因として改善すべきという視点で書く 他人やチームの中で自分以外が改善すべき内容にならないようにする)
③解決策として2つ提示することが望ましい(①大学での学び:自分が提示した課題を解決できるアイデアを、実現可能かは度外視してオリジナル性のある解決策を2つ書く ②高校での学び:自分が主体となって改善を図った内容を2つ書く(自分がミーティングを主催した、自分から積極的にメンバーの意見を集約した等)
④学んだことを活かした今後の展望を2つ書く(①高校生のうちから大学に進学後に具体的に取り組みたいこと ②社会人になってから具体的に取り組みたい仕事と、どう社会に貢献したいか)
これらを参考に、KUGS課題に挑戦してみてください。(東進松任の生徒は、引き続き添削指導を続けて参ります。)