夢を語れ
先日、小松にある有名な次郎系のラーメン屋である「夢を語れ」に行ってきました。この店は全国にあるかなり美味しい店なのですが、出店が2年間の期間限定となっており、私が一昨年東進小松で働いていた時にできたお店で、行った時にとてもおいしくて、たまに思い出したように通っていたお店です。
この春で2年を迎え、3月20日に閉店となり、またどこかの他の県で2年限定の店舗を開く予定とのことで、最後になると思い行ってきました。
店の中には、その店の名前の通り「夢を語る」掲示が貼ってあり、来店したお客さんが自主的に書いた夢がびっしり壁に書かれています。みなさん、いろいろな夢をもっています。
いつもはひっきりなしにお客さんがいて、「ごちそうさまでした!」と帰りに伝えるだけで、店長さんと会話することなんて一度もなかったのですが、その日は行列を避けて遅い時間に行ったため、お客さんが珍しくいませんでした。
その時、ラーメンを作ってくれた後、店長さんから、意外な声をかけられました。
「あなたの夢は、何ですか?」
私は面を喰らって戸惑いましたが、自分の夢をストレートに聞かれることは今までほとんどなかったので、素直に思ったことを言ってみようと思いました。
「塾の仕事をしているので、全員合格ですね」と。
そうしたら、店長さんは
「いい夢ですね。もうすぐその時期ですね。叶うといいですね」
と返してくれました。
3月には他の県に行ってしまう店長さんですから、もう会うことはないでしょうけれど、そうして夢を語りながらラーメンを提供し続ける仕事に、きっと誇りをもって仕事をされていると思うと、とても素晴らしいなと感じましたし、もう会えなくなることが無性に名残惜しい気持ちになりました。
私の夢、叶えたいです!叶って欲しいです!
みなさんにも、聞いてみたいと思います。
あなたの夢は、何ですか?